ワーキングメモリの強化によるあらゆるストレスの低減である。

ワーキングメモリの強化によりあらゆるストレスを低減する。

意志力・自己コントロール力の強化→前頭葉の強化→ワーキングメモリの強化 である。

意志力・自己コントロール力を向上させることで、前頭葉を強化し、ひいてはワーキングメモリを強化することが可能である。

意志力の強化方法は、いくつかあるが、共通する要素としては、「習慣となっている行動を変えてみる」ということである。

1.姿勢を常に正すように努める

 ・背筋は常に伸ばす

 ・足をくまない

2.ふだん何気なくしている動作を利き手でない方の手でやってみる

 ・歯を磨くとき

 ・ペンで字を書く時

 ・マウスを使うとき

 ・ドアを開けるとき

 ・カップをもって口までもってくるとき

3.話し方を変えてみる

 ・「えー」とか「あー」とか言わない

 ・「~的な」「みたいな」などと言わない

 ・陰口や悪口、品のない表現を言わない

他にも金銭管理をしたり、エクササイズをするというのも効果があるようである。

 

なお、両利きになるとデスクワークの効率が劇的に向上する。例えば、右でマウスを操作し、左手でペンでメモをとることができる。恐るべきことである。普段使わないサイドの手を使うことで、脳の普段使わない半球を活性化できるということもある。つくづく恐るべき効果である。

 

参考文献:意志力の科学